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タイ コンド外国人枠49%|空き確認チェックリスト

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基礎知識

タイ コンド外国人枠49%|空き確認チェックリスト

タイのコンドミニアムで外国人が購入できるのは全体の49%まで。外国人枠(フォーリンクォータ)の仕組みと、契約前に空きを確認する具体的な方法を実務ベースで解説します。

タイ コンド外国人枠49%|空き確認チェックリスト

Photo by Jakob Owens on Unsplash

タイのコンドミニアムを外国人が購入する際、最も見落とされがちなのが「外国人枠(フォーリンクォータ)に本当に空きがあるか」の事前確認です。気に入った部屋を見つけて契約を進めたのに、土地局での登記段階になって「この棟はもう外国人枠が埋まっています」と判明するケースは実際に起こり得ます。この記事では、外国人枠の仕組みを簡単におさらいした上で、契約前に自分で確認できる具体的な方法と、埋まっていた場合の代替策を整理します。

外国人枠(フォーリンクォータ)とは何ですか?

外国人枠(フォーリンクォータ)とは何ですか?

Photo by Ryutaro Uozumi on Unsplash

外国人枠とは、コンドミニアム1棟の総専有面積のうち、外国人名義で所有登記できる上限を49%までと定めたタイの制度です。残り51%はタイ人または法人名義でなければなりません。

この49%ルールの基本的な仕組みや所有形態の違いは、タイ不動産の法律|外国人が知るべき注意点タイ不動産の名義と所有形態を徹底比較で詳しく解説しています。本記事では、その先の「実際にどう確認するか」に絞って解説します。

空き枠はどのように計算されていますか?

空き枠はどのように計算されていますか?

Photo by Hiep Nguyen on Unsplash

外国人枠は、部屋数ではなく「棟全体の専有面積(㎡)」を基準に49%まで計算されます。

たとえば総専有面積10,000㎡のコンドミニアムであれば、外国人名義で登記できるのは合計4,900㎡までです。1戸あたりの面積は部屋ごとに異なるため、「全体の何%が外国人に売れたか」は面積ベースで管理されており、単純な戸数の49%ではない点に注意が必要です。ワンルームなど小さい部屋が先に外国人に人気で埋まりやすい一方、大部屋は枠が残っていることもあります。

この管理は、各コンドミニアムの管理組合(ニティ・บุคคลอาคารชุด)が土地局への登記状況をもとに把握しており、外部からは見えにくいのが実情です。だからこそ、次章の確認方法が重要になります。

契約前に空き枠を確認する具体的な方法は?

契約前に空き枠を確認する具体的な方法は?

Photo by Anil Nallamotu on Unsplash

最も確実な方法は、購入前にデベロッパーまたは管理組合事務所へ「Foreign Quota(外国人枠)の残り面積」を書面で確認してもらうことです。

具体的には次の3つの窓口・手段があります。①デベロッパーの営業担当:竣工前のプリセール物件であれば、販売時点での外国人枠の残数を提示してもらえます。②管理組合(ニティ)の事務所:既存の中古物件であれば、管理組合が最新の外国人所有比率を把握しています。③土地局(Land Department)での登記確認:エージェントや弁護士を通じて、実際に登記簿上の所有者名義の内訳を確認してもらう方法です。

いずれの場合も、口頭確認だけで終わらせず、「この部屋は外国人名義(フリーホールド)で登記可能」という一文を売買契約書または重要事項の書面に明記してもらうことが、後のトラブルを防ぐ最大のポイントです。2026年7月時点でも、人気エリアの好立地・低層階・ワンルーム中心の物件ほど枠が先に埋まりやすい傾向は変わっていません。

外国人枠が埋まっていた場合はどうすればいいですか?

外国人枠が埋まっていた場合はどうすればいいですか?

Photo by Jakob Owens on Unsplash

外国人枠が満杯でも、いくつかの代替手段があります。

①既存の外国人所有者からの購入:すでに外国人名義で登記されている部屋を、別の外国人が買う場合は枠を消費しません(名義が外国人→外国人へ移転するだけのため)。中古物件を探す際は、この点も選択肢に入ります。②リースホールドでの取得:最長30年の賃借権として契約する方法です。所有権ではありませんが、外国人枠に関係なく契約できます。③タイ法人経由での取得:法人名義で土地付き物件を保有する方法ですが、近年は当局の審査が厳格化しており、専門家への相談が前提になります。④別の部屋・別の棟を探す:同じデベロッパーの別棟や、近隣の他物件で枠に余裕がある部屋を探すのが最もシンプルな解決策です。

購入前チェックリスト早見表

購入前チェックリスト早見表

Photo by Anil Nallamotu on Unsplash

確認項目確認先タイミング
外国人枠の残り面積デベロッパー営業担当/管理組合事務所内見・申込前
対象の部屋が外国人名義で登記可能か売買契約書・重要事項の書面契約書サイン前
登記簿上の現況(中古の場合)土地局(エージェント・弁護士経由)契約前
FET書類(外貨送金証明)の準備送金元の銀行契約〜残金決済まで

外国人枠の確認は、購入諸費用や送金手続きと同じく「契約前に済ませておくべき事前準備」の一つです。手続き全体の流れはタイ不動産の契約の流れ徹底解説|3段階、必要書類はタイ不動産購入の必要書類チェックリストもあわせてご確認ください。契約や登記に関する最終的な判断は、長島・大野・常松法律事務所の解説なども参考にしつつ、現地の弁護士に確認することをおすすめします。

よくある質問

よくある質問

Photo by Simon PALLARD on Unsplash

Q. 外国人枠が埋まっているかは誰に聞けばいいですか? A. 新築・プリセールはデベロッパーの営業担当、既存の中古物件は管理組合(ニティ)の事務所が最新の状況を把握しています。

Q. 外国人枠は途中で増減しますか? A. 棟全体の総専有面積に対する49%という上限自体は変わりませんが、外国人所有者の売却・購入により実際の残り枠は日々変動します。

Q. 外国人枠の確認に費用はかかりますか? A. デベロッパーや管理組合への確認自体は通常無料です。土地局での登記簿確認をエージェント・弁護士に依頼する場合は、別途手数料が発生することがあります。

タイのコンド外国人枠49%のポイント

タイのコンド外国人枠49%のポイント

Photo by Hiep Nguyen on Unsplash

  • 外国人枠は「棟全体の総専有面積」の49%までが上限で、単純な戸数割りではありません。
  • 契約前にデベロッパー・管理組合・土地局のいずれかで残り枠を確認し、書面に明記してもらうことがトラブル防止の鍵です。
  • 既存の外国人所有者からの購入は枠を消費しないため、中古物件を探す際の有効な選択肢になります。
  • 枠が埋まっていてもリースホールドやタイ法人経由など複数の代替手段があります。

所有形態全体の比較はタイ不動産の名義と所有形態を徹底比較、法律面の全体像はタイ不動産の法律|外国人が知るべき注意点もあわせてご確認ください。

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