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タイ不動産の買い方完全ガイド|購入7ステップ

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タイ不動産の買い方完全ガイド|購入7ステップ

タイ不動産の買い方を物件探しから引き渡しまで7ステップで整理。外国人が買えるコンドの仕組み・諸費用・登記の流れを、AsiaProp掲載物件の実データと公的情報をもとに日本人向けに解説します。

AsiaProp編集部·
タイ不動産の買い方完全ガイド|購入7ステップ

Photo by Simon PALLARD on Unsplash

タイ不動産の買い方を結論から言うと、「物件探し→内見→購入申込→売買契約→海外送金→所有権登記→引き渡し」という7つのステップで進みます。日本の不動産取引と似ているようで、外貨送金の証明や外国人枠の確認など、タイならではの手続きが加わるのが特徴です。この記事では、初めてタイで不動産を買う日本人向けに、全体の流れと各ステップの注意点を整理します。

なぜ流れを先に押さえる必要があるのか。それは、途中の一手順(特に海外送金や登記)を飛ばすと、外国人名義での所有権登記そのものができなくなることがあるからです。全体像を地図のように持っておくと、各ステップで何を準備すればよいかが見通せます。本記事は各ステップの詳細記事へつなぐ「目次」の役割も兼ねています。

タイ不動産の買い方は全体で7ステップ

タイ不動産の買い方は全体で7ステップ

Photo by Braden Jarvis on Unsplash

まず全体像です。外国人がタイでコンドミニアムを買う場合、おおまかに次の7ステップで進みます。

  1. 物件探し:エリア・予算・新築/中古を絞り込む
  2. 内見:現地またはオンラインで物件を確認する
  3. 購入申込:予約金(リザベーションフィー)を支払う
  4. 売買契約:売買契約書(SPA)を締結し手付金を支払う
  5. 海外送金:購入代金を海外から送金しFET書類を取得する
  6. 所有権登記:土地局(Land Office)で名義を登記する
  7. 引き渡し:鍵の受領と物件の最終確認をする

ここで前提として知っておきたいのが「49%ルール」です。タイではコンドミニアム1棟の総専有面積の49%までしか外国人名義で購入できません。残り51%はタイ人名義の枠です。そのため、買いたい部屋が外国人枠に空きがあるかを早い段階で確認する必要があります。土地や一戸建ての直接所有は外国人には原則認められていない点も、日本との大きな違いです。外国人所有のルールは外国人所有ルールの解説で詳しく整理しています。

ステップ1〜2:物件探しと内見

ステップ1〜2:物件探しと内見

Photo by Braden Jarvis on Unsplash

最初のステップは物件探しです。エリア・予算・新築か中古か、という3つの軸で候補を絞り込みます。価格感をつかむうえで、自社データが参考になります。AsiaPropの掲載物件データでは、1BRコンドの平均価格は約704万バーツ(約47㎡)、2BRが約1,543万バーツ(約84㎡)です。掲載物件全体の約76%が3,000万バーツ以下で、1,000万バーツ以下の物件も全体の42.6%を占めるため、初めての購入でも手の届く価格帯は意外と厚いことがわかります。

中古を検討する場合は築年数も判断材料になります。AsiaPropの掲載物件で築年が判明している169件のうち、91%(154件)が2007年以降の竣工で、2006年以前の物件は9%(15件)にとどまります。築年が新しい物件が中心の市場である一方、中古をリノベーションして利回りを狙う選択肢もあります。

次が内見です。現地に行けない場合はオンライン内見も一般的になっています。確認したいのは、日当たりや眺望といった図面ではわからない点、共用施設の管理状態、そして周辺の生活環境です。内見の段階で外国人枠の空き状況も改めて確認しておくと安心です。エリアごとの相場感はスクンビット不動産ガイドも参考になります。

ステップ3〜4:購入申込と売買契約

ステップ3〜4:購入申込と売買契約

Photo by Signature Pro on Unsplash

気に入った物件が決まったら、購入申込として予約金(リザベーションフィー)を支払います。金額は数万〜十数万バーツが目安で、これにより一定期間その物件を仮押さえできます。予約金は契約に進めば手付金の一部に充当されるのが一般的ですが、自己都合でキャンセルした場合は返還されないことが多いため、申込の前に条件をよく確認しましょう。

続いて売買契約書(Sale and Purchase Agreement、SPA)を締結します。新築のオフプラン(竣工前販売)では契約時に手付金として物件価格の10〜30%程度を支払い、残金を竣工時に決済するのが一般的です。中古では予約金→契約時手付→残金決済という3段階で進みます。

この契約段階は金額も大きく、後戻りしにくいポイントです。契約書はタイ語と英語の両方を確認し、引き渡し時期・支払いスケジュール・キャンセル条項・名義などを必ずチェックします。不安があれば弁護士に契約書をレビューしてもらうとよいでしょう。弁護士費用は3〜5万バーツ程度が目安です。契約の3段階の詳しい流れは契約の流れの詳細解説で、法的な注意点はタイ不動産の法律で確認できます。

ステップ5〜6:海外送金と所有権登記

ステップ5〜6:海外送金と所有権登記

Photo by Jason Leung on Unsplash

外国人がタイのコンドミニアムを買ううえで最も重要なのが、このステップです。購入代金は必ず海外(日本など国外)からタイへ外貨で送金し、銀行から「FET(外貨送金証明書)」を発行してもらう必要があります。このFETが、外国人名義で所有権を登記する際の必須書類になります。タイ国内の口座にあるバーツで支払うと、この証明が取れず登記でつまずくことがあるため注意してください。FETの取得手順は海外送金とFETの取得も参考になります。

送金とFETが整ったら、土地局(Land Office)で所有権の移転登記を行います。ここで買主・売主(または代理人)が出向き、名義を正式に書き換えます。登記時にかかる主な諸費用は、移転登記料が物件価格の2%、印紙税が0.5%(売主が5年以上保有の場合)などです。たとえば1BR平均の704万バーツの物件なら、移転登記料だけで約14万バーツになります。これらの費用を売主と買主どちらが負担するかは契約で取り決めるため、契約段階で確認しておくと予算がぶれません。税の詳細はタイ歳入局の規定に基づきます。

ステップ7:引き渡しと購入後にかかる費用

ステップ7:引き渡しと購入後にかかる費用

Photo by Noppon Meenuch on Unsplash

最後が物件の引き渡しです。残金決済と登記が完了すると鍵を受け取り、室内の設備や仕上がりに不具合がないかを最終確認します。オフプラン物件では、契約時の仕様と実際の出来上がりが違う「ディフェクト(瑕疵)」がないかをこの段階で念入りにチェックし、見つかった点は補修を依頼します。

引き渡し後も保有しているだけで費用がかかります。代表的なのが管理費(CAM Fee)で、相場は50〜150バーツ/㎡/月。47㎡の1BRなら月2,350〜7,050バーツ程度です。加えて購入時に修繕積立金(Sinking Fund、500〜1,000バーツ/㎡の一括払い)が必要になることもあります。2020年以降は土地・建物税も導入されており、保有コストとして見込んでおきましょう。これらは購入の判断材料として最初から試算に入れておくと、「思ったより手残りが少ない」という後悔を避けられます。

タイ不動産の買い方は、ステップごとに「何の書類が必要で、誰が費用を負担するのか」を押さえれば、初めてでも落ち着いて進められます。次の疑問として多い「具体的に何の書類を揃えるのか」は購入に必要な書類一式で、「購入手順をもう一段かみ砕いて知りたい」場合はバンコクのコンド購入手順で深掘りできます。

まずは自分の予算で買える物件があるかを見てみるのが、買い方を具体的にイメージする一番の近道です。

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