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バンコク コンドミニアム購入の手順・流れ

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バンコク コンドミニアム購入の手順・流れ

日本人がバンコクのコンドミニアムを初めて購入する全ステップを解説。物件探しから登記まで、期間・必要書類・注意点をわかりやすく紹介します。

AsiaProp編集部·
バンコク コンドミニアム購入の手順・流れ

Photo by Kelvin Han on Unsplash

バンコクのコンドミニアムを購入するには、物件探し→予約→売買契約→海外送金→登記という5つのステップを経ます。最短で3〜6ヶ月、新築プリセール物件の場合は1〜3年かかるケースもあります。この記事では、初めてバンコクの不動産購入を検討している日本人向けに、各ステップの流れ・期間の目安・必要書類をわかりやすく解説します。


バンコクのコンドミニアム購入前に知っておくべき基礎知識

バンコクのコンドミニアム購入前に知っておくべき基礎知識

Photo by Simon PALLARD on Unsplash

購入の手順に入る前に、外国人がタイでコンドミニアムを買う際の大前提を理解しておく必要があります。

タイでは、外国人がコンドミニアム(区分所有の集合住宅)を購入することは法律で認められていますが、1棟あたりの外国人所有比率は49%までという制限があります(「外国人クォータ」と呼ばれます)。この枠が埋まっている物件は外国人には購入できないため、物件選びの段階で必ず確認が必要です。

また、購入資金はタイ国外から送金することが原則です。タイ国内で稼いだバーツをそのまま使って不動産登記することは外国人には認められていません。送金の際は「FET書類(外国送金証明書)」という書類が必要になります。これについては後のステップで詳しく説明します。

費用感としては、バンコク中心部のコンドミニアムは**500万〜3,000万バーツ(約2,000万〜1億2,000万円)**が一般的な価格帯です。スクンビット・アソーク周辺のような好立地だと1,000万バーツ以上の物件が中心になります。


【ステップ1】物件探し・エリア選定(期間目安:1〜3ヶ月)

【ステップ1】物件探し・エリア選定(期間目安:1〜3ヶ月)

Photo by Ragnar Vorel on Unsplash

最初のステップは物件探しです。バンコクには「スクンビット」「シーロム」「ラチャダー」「プラカノン」など複数のエリアがあり、目的によって選ぶべきエリアが異なります。

投資目的であれば、BTSスカイトレインやMRTの駅徒歩5分以内の物件が賃貸需要を取りやすく、空室リスクを下げられます。移住・居住目的であれば、日本人学校へのアクセスや日本食スーパーの有無も重要な判断材料です。

日本語対応の不動産ポータルサイトや、日本語が話せる現地エージェントを使うと情報収集が進めやすくなります。内見はバンコクに渡航して行うのが理想ですが、最近はオンライン内見に対応しているエージェントも増えています。

物件を選ぶ際に確認すべき主なポイントは以下の通りです。

  • 外国人クォータの空きがあるか
  • 所有形態がフリーホールド(永久所有権)かリースホールド(借地権)か
  • 管理費(コモンエリア費)の月額
  • 竣工済み物件か、まだ建設中のプリセール物件か

【ステップ2】物件の予約・デポジット支払い(期間目安:1〜2週間)

【ステップ2】物件の予約・デポジット支払い(期間目安:1〜2週間)

Photo by Jakub Żerdzicki on Unsplash

気に入った物件が見つかったら、**予約金(デポジット)**を支払って物件を押さえます。金額は物件価格の1〜5%程度、具体的には5万〜50万バーツ前後が一般的です。

デポジットを支払うと、一定期間(通常1〜4週間)他の買い主に物件を売らないという合意が成立します。この時点ではまだ正式な契約ではありませんが、原則として返金不可になるケースが多いため、物件の条件をしっかり確認してから支払うことが重要です。

新築プリセール物件の場合は、この段階で「予約申込書」にサインし、開発会社の銀行口座に振り込む形になります。現地のエージェントを通じて書類の確認を行うのが安全です。

必要書類(この時点で準備するもの)

  • パスポートのコピー
  • 住所(タイ国内または日本の住所)

【ステップ3】売買契約の締結(期間目安:2〜4週間)

【ステップ3】売買契約の締結(期間目安:2〜4週間)

Photo by Kelly Sikkema on Unsplash

デポジット支払い後、正式な**売買契約書(SPA:Sale and Purchase Agreement)**の締結に進みます。通常、デポジット支払いから2〜4週間以内に行います。

売買契約書はタイ語で作成されるのが原則のため、信頼できる日本語対応の弁護士またはエージェントに内容を確認してもらうことを強くお勧めします。確認すべき主な項目は、物件の仕様・引き渡し時期・解約条件・残代金の支払いスケジュールです。

竣工済み物件の場合、この段階で全額または残額(デポジットを除いた金額)の支払いスケジュールが確定します。新築プリセールの場合は、完成までの期間に分割で頭金を支払い、引き渡し時に残代金を一括支払いというスキームが多いです。

必要書類(この時点で追加で必要なもの)

  • パスポート(原本)
  • 売買契約書への署名(現地または代理人)

【ステップ4】海外送金とFET書類の取得(期間目安:1〜2週間)

【ステップ4】海外送金とFET書類の取得(期間目安:1〜2週間)

Photo by Benjamin Dada on Unsplash

タイ不動産購入において、日本人が最も戸惑うステップがこの送金手続きです。

外国人がタイでコンドミニアムを登記するには、購入資金が「海外から送金されたもの」であることを証明する必要があります。その証明書がFET(Foreign Exchange Transaction)書類です。以前は「トルコルー」とも呼ばれていました。

手順は以下の通りです。

  1. 日本の銀行からタイの銀行口座へ送金する(送金目的を「不動産購入代金」と明記)
  2. タイの受取銀行が「FET書類」を発行する
  3. FET書類を登記の際に提出する

送金額はタイバーツ換算で50万バーツ(約200万円)以上の場合にFET書類が発行されます。複数回に分けて送金する場合は、その都度FET書類を取得し、合算で管理します。FET書類は登記の際に必須となるため、紛失しないよう保管が必要です。


【ステップ5】土地局での登記・所有権移転(期間目安:1日)

【ステップ5】土地局での登記・所有権移転(期間目安:1日)

Photo by Markus Winkler on Unsplash

最終ステップは、タイの土地局(Land Department)での登記手続きです。竣工済み物件の場合、売買契約締結から1〜3ヶ月以内に行うのが一般的です。

登記日には、売主・買主(または代理人)が土地局に出向き、所有権移転手続きを行います。この際にタイの土地局が発行する「チャノット(Chanote)」という権利証書が買主に交付されます。チャノットはタイで最も強力な土地権利証書で、永久所有権(フリーホールド)を証明するものです。

登記時に必要な書類まとめ

  • パスポート(原本)
  • FET書類(全送金分)
  • 売買契約書
  • マンションの管理組合発行の「コンドミニアム法人証明書」(外国人クォータ確認)

登記時にかかる費用の目安

  • 移転税:物件評価額の2%
  • 印紙税:0.5%(特定の条件下)
  • ビジネス税(開発会社が5年以内に売却の場合):3.3%

これらの費用負担は売主・買主どちらが負うかを売買契約書で確認してください。


新築プリセールと中古物件の違い

新築プリセールと中古物件の違い

Photo by Nopparuj Lamaikul on Unsplash

購入の流れは基本的に同じですが、新築プリセール中古物件ではいくつか重要な違いがあります。

新築プリセールは、建物が完成する前に購入を確定させるため、完成まで1〜3年待つことになります。その代わり、完成後より割安な価格で購入できるケースが多く、値上がり益を狙った投資家に人気です。一方で、開発会社が倒産するリスクや、完成後の仕様が予定と異なるリスクもあります。実績ある大手デベロッパーの物件を選ぶことがリスク軽減につながります。

**中古物件(竣工済み)**は、現物を見て購入できるため安心感があります。引き渡しまでのスピードも早く、最短で1〜2ヶ月での入居が可能です。ただし、築年数による設備劣化や修繕積立金の状況を事前に確認する必要があります。

初めてバンコクの不動産を購入する場合は、現物確認ができる竣工済み物件から始めるのが安全です。


まとめ:バンコクのコンドミニアム購入は計画的な準備が鍵

まとめ:バンコクのコンドミニアム購入は計画的な準備が鍵

Photo by Simon PALLARD on Unsplash

バンコクのコンドミニアム購入の全ステップをまとめると、以下の通りです。

ステップ内容期間目安
①物件探しエリア選定・内見・クォータ確認1〜3ヶ月
②予約・デポジット物件を押さえる・デポジット支払い1〜2週間
③売買契約SPAの確認・署名2〜4週間
④海外送金・FET取得日本から送金・証明書取得1〜2週間
⑤土地局登記所有権移転・チャノット取得1日

外国人クォータの確認、FET書類の取得、信頼できるエージェント・弁護士の選定が成功の3大ポイントです。特にFET書類は後から取得できないため、送金の段階から意識して手続きを進めてください。

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