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チットロムとアソーク、バンコクの不動産投資でどちらを選ぶべきか迷う方へ。結論から言うと、チットロムは高級商業施設に囲まれたプレミアム立地、アソークはMRT×BTS乗換駅というアクセス優位性が強みで、狙う入居者層が異なります。 2026年8月時点のAsiaPropデータと駅データをもとに、価格・利便性・投資性の3軸で比較します。
チットロムとアソーク、それぞれどんなエリア?
Photo by Braden Jarvis on Unsplash
チットロムはセントラルチットロムに直結する高級商業エリア、アソークはMRT×BTSの乗換駅というアクセス拠点です。 チットロムはBTSスクンビット線のみが通る駅で、隣接するセントラルチットロム・ゲイソン・セントラルワールドといった高級デパートに囲まれ、バンコクでも屈指のブランドイメージを持つ立地です。一方アソークは、BTSスクンビット線とMRTブルーラインが交わる乗換駅で、ターミナル21という大型商業施設も抱えつつ、オフィス街としての性格も強いエリアです。
チットロムが「買い物と格式」を象徴するエリアだとすれば、アソークは「交通の結節点」としての実利を提供するエリアだと言えます。この性格の違いが、そのまま不動産の価格帯・入居者層の違いにつながっています。
立地面でもう少し具体的に見ると、チットロムは1駅隣にプルンチット、2駅隣にプロンポンという高級エリアが連なる、バンコク中心部でも特に単価の高い一帯に位置します。周辺は大使館やハイブランドのショップが多く、街の雰囲気は落ち着いた高級感が特徴です。対してアソークは、スクンビット通り沿いのオフィス・飲食店密集地帯の中心に位置し、平日夜や週末は歓楽街として賑わうナナ・スクンビットソイ周辺にも近く、昼夜で異なる顔を持つエリアです。この賑やかさを魅力と感じるか、落ち着かないと感じるかは入居者の好みが分かれるポイントになります。
チットロムとアソークの相場はどう違う?
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AsiaProp掲載物件データによると、アソークの㎡単価中央値は฿152,922です。 サンプル数は10件で、価格帯は฿138,366〜฿180,126(P25〜P75)に収まっています。参考として、アソーク単体の掲載物件11件の集計では価格帯405万バーツ〜8,500万バーツ、平均価格約2,293万バーツ(円換算目安・約9,860万円)となっており、エントリー価格帯から高級物件まで幅広い層をカバーしていることが分かります。
チットロム単体のサンプル数はまだ統計を出せる水準に達していませんが、隣接するプルンチットの掲載物件データ(7件、価格帯฿673万〜8,200万バーツ、平均約2,738万バーツ・円換算目安約1億1,773万円)が近い立地条件の目安になります。プルンチットの平均価格はアソークの平均約2,293万バーツより2割ほど高く、築年データでは判明2件のうち1件が2007年以降竣工、最古1993年・最新2012年と、比較的築年数の古い物件も含まれる傾向がうかがえます。
※チットロムの数値はプルンチット(隣駅・同じ高級商業エリア)のデータからの類推であり、チットロム単体の統計ではありません。実際の取引価格は個別に確認してください。プルンチット・チットロム一帯は高級デパート隣接という立地特性上、バンコクの中でも上位の価格帯に位置する傾向があります。
エリアごとの位置関係はエリアマップで確認すると、チットロム・アソーク間の距離感やスクンビット中心部との位置づけがイメージしやすくなります。
投資対象としてはどちらが有利?
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利回り重視ならアソーク、資産性・ブランド重視ならチットロムが選択肢になります。 アソークはMRT×BTSの乗換駅という交通結節点の希少性から、単身の駐在員・タイ人ビジネスパーソン双方から安定した賃貸需要が見込めます。駅徒歩圏には大戸屋・やよい軒といった日本食レストランやサミティベート病院スクンビット(日本語通訳・日本人医師在籍)、NISTインターナショナルスクールもあり、日本人にとっての生活利便性も高い水準です。
一方チットロムは、セントラルチットロム・ゲイソンに直結する立地の希少性から、高価格帯でも資産性を維持しやすい傾向があります。想定利回りを具体的に試算したい場合は、投資シミュレーターで試算するで購入価格・想定家賃を入力して概算できます。
投資スタイルで整理すると、アソークは「入居者を確実に確保して安定運用したい」層向き、チットロムは「多少利回りが低くても値崩れしにくい資産を持ちたい」層向きという住み分けになります。バンコクのコンドミニアム市場全体では、乗換駅・大型商業施設に近い物件ほど流動性が高く、売却時の買い手も見つけやすい傾向がある一方、チットロムのような希少立地は供給自体が少ないため、長期保有を前提とした資産防衛的な投資に向いています。短期での売買を視野に入れる場合は、流動性の高いアソークの方がリスクを抑えやすいと言えるでしょう。
主要な違いを整理すると、次のようになります。
| 項目 | チットロム | アソーク |
|---|---|---|
| 交通結節点 | BTSのみ | MRT×BTS乗換 |
| ㎡単価目安 | プルンチット準拠・高価格帯 | 中央値฿152,922 |
| 街の性格 | 高級商業・ブランド立地 | オフィス街・交通拠点 |
| 日本人向け施設 | データ不足(要個別確認) | 駅徒歩圏に7件(日本食・医療・教育) |
| 強み | 資産性・希少性 | 賃貸需要の安定性 |
賃貸需要の違いは実際どのくらいある?
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アソークは乗換駅という構造的な強みから、幅広い層の賃貸需要が見込めます。 MRT沿線からもBTS沿線からも通勤可能な立地は、勤務先エリアを問わない単身者・ビジネスパーソンにとって選びやすい条件です。ターミナル21という商業施設も駅直結で、日常の買い物・食事に困らない利便性があります。
チットロムの賃貸需要は、高級デパート勤務者や、ブランド立地を重視する富裕層・駐在員に絞られやすい傾向があります。母数は限られますが、単価が高い分、賃料水準も相応に高く設定できる可能性があります。バンコクの在留邦人は外務省の海外在留邦人数調査統計によると2024年時点で約5万人ですが、プロンポン・トンロー・エカマイ周辺に集中しており、チットロム・アソークいずれも日本人コミュニティの中心地ではない点は共通しています。
賃貸募集のスピード感にも違いが出やすいポイントです。アソークは乗換駅という利便性の高さから、空室が出てもテナント募集がスムーズに進みやすい傾向があります。特に単身赴任の駐在員は会社から近い・通勤しやすい立地を優先することが多く、乗換駅であるアソークは候補に挙がりやすいエリアです。チットロムは母数こそ限られるものの、高級デパート勤務のタイ人スタッフや外資系企業の役員クラスなど、価格帯に見合った入居者層が一定数存在するため、空室期間が長引いても賃料を下げずに募集を続けられるケースが多いのも特徴です。
チットロムとアソーク、選ぶ際の注意点
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チットロムは高級デパート隣接という立地の希少性ゆえに、購入価格自体が高くなりやすく、初期投資額のハードルが上がります。自己資金と想定利回りのバランスを事前に確認しておくことをおすすめします。
アソークは乗換駅という利便性の裏返しとして、駅周辺の交通量・人通りが多く、静かな住環境を求める方には向き不向きが分かれます。物件選びでは、大通り沿いか一本入った立地かで住み心地が変わる点を内見時に確認しましょう。また、スクンビットソイ周辺は夜間の飲食店・歓楽街の賑わいも近いため、ファミリー層は物件の位置関係を事前に確認しておくことをおすすめします。いずれのエリアも、購入前にタイ不動産の購入の流れで契約・登記の手順を把握しておくと安心です。
また、どちらのエリアも外国人が購入できるコンドミニアムには「外国人枠49%」のルールが適用される点は共通の注意点です。人気エリアほどこの枠が埋まりやすいため、購入を決める前にデベロッパーや仲介会社に空き枠の状況を確認しておきましょう。中古物件の場合は、管理組合やオーナーコミュニティを通じて枠の状況を確認する必要があり、新築のプリセール物件より確認に時間がかかることがあります。
よくある質問
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Q. チットロムとアソーク、不動産投資に向いているのはどっち? 利回り重視で幅広い入居者層を狙うならアソーク、資産性・ブランド立地を重視するならチットロムが選択肢になります。予算と投資方針で判断が分かれます。
Q. チットロムとアソークで賃貸需要に違いはある? アソークはMRT×BTS乗換駅という構造的優位性から幅広い層の需要が見込めます。チットロムは高級デパート隣接という立地特性から、需要層は絞られますが単価は高く設定しやすい傾向があります。
Q. チットロムとアソーク、日本人が住みやすいのはどっち? アソークは日本食レストランや日本語対応病院が駅徒歩圏に複数あり、生活インフラの面で分があります。チットロムは高級商業施設へのアクセスが強みですが、日本人向け施設のデータはまだ限定的です。
チットロムvsアソーク不動産選びのポイント
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- チットロムは高級デパート直結のブランド立地、アソークはMRT×BTS乗換駅という交通拠点。街の性格が根本的に異なります。
- アソークの㎡単価中央値は฿152,922(AsiaProp掲載10件)。チットロムは単体データ不足のため、隣接するプルンチットのデータが目安になります。
- アソークは日本食レストラン・日本語対応病院・インターナショナルスクールが駅徒歩圏にあり、生活利便性で分があります。
- 利回り重視ならアソーク、資産性・希少性重視ならチットロムが選択肢になります。
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