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シーロム不動産2026|相場とビジネス街の実力

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エリア紹介

シーロム不動産2026|相場とビジネス街の実力

バンコクの伝統的ビジネス街シーロムの不動産を解説。オフィス需要と高級コンドの二面性、AsiaProp掲載物件データによる相場、住む場所としての注意点まで具体的に整理します。

シーロム不動産2026|相場とビジネス街の実力

Photo by Prathibha Murdough on Unsplash

シーロムは「バンコクで最も歴史のあるビジネス街」です。結論から言うと、オフィス需要に支えられた賃貸の底堅さと、ルンピニ公園に近い高級コンドの居住性という二面性が、シーロム不動産の最大の特徴です。 2026年7月時点で、AsiaProp掲載物件データをもとに相場と選び方を整理します。

シーロムはどんなエリア?|オフィス需要と高級コンドの二面性

シーロムは、バンコクが金融・商業の中心として発展してきた歴史を持つエリアです。 BTSシーロム線とMRTブルーラインが交差し、周辺には銀行・商社・法律事務所などのオフィスビルが集積しています。日本で例えるなら、再開発が進む前の丸の内・大手町のような「古くからのビジネス街」に近い立地です。

一方で、シーロム通りの南側からルンピニ公園にかけては高級コンドミニアムが並び、緑地の近さを求める富裕層・駐在員の居住需要も根強くあります。「昼はオフィスワーカーで賑わい、夜は静かな高級住宅街になる」という顔の使い分けが、このエリアを理解するうえでの鍵です。

シーロム不動産の相場はいくら?

AsiaProp掲載物件データ(16件)では、シーロムの物件価格は364万バーツ(約1,573万円)〜4億8,597万バーツ(約20億9,924万円)と非常に幅が広く、平均は約5,333万バーツ(約2億2,932万円)です。この中にはコンドミニアム15件に加えて戸建て1件も含まれており、高額な戸建て物件が平均を大きく押し上げている点には注意してください。コンドミニアム中心で見ると、実際の取引価格帯はもっと手前の水準に集中しています。

築年については、AsiaProp掲載物件で築年が判明している4件のうち3件が2007年以降(耐震基準対応世代)の竣工で、2020年以降の築浅物件は1件です。シーロムは母数が少ないため、割合ではなく件数で捉えておくのが実態に近い見方です。全体としては、隣接するサトーンほど新築供給が多くないため、築年数が古めの物件も選択肢に入りやすいエリアと言えます。

賃貸需要は誰が支えているのか?

賃貸需要は誰が支えているのか?

Photo by Kelvin Han on Unsplash

シーロムの賃貸需要を支えているのは、周辺オフィスに勤める駐在員やビジネスパーソンです。在タイ日本国大使館によれば、外務省の海外在留邦人数調査でタイの在留邦人は約7万人とされ、駐在員の多くは会社近くのシーロム・サトーン周辺に住むケースが少なくありません。会社の住宅手当を使い、通勤時間を最優先して物件を選ぶ層が中心です。

このため、シーロムの賃貸は「駅からの距離」より「オフィスからの距離」が家賃を左右する場面があります。特定の大企業・銀行の近くは、その企業の駐在員向けに安定した需要が見込めるため、法人契約に強い管理会社を選べるかどうかも投資判断の材料になります。

住む場所としてのシーロム|メリットと正直な注意点

居住目線でのメリットは、都心へのアクセスの良さと、ルンピニ公園という広大な緑地が徒歩圏にあることです。オフィス・銀行・病院・レストランが徒歩圏に揃い、生活の利便性は高い水準にあります。

一方で正直に書くと、シーロムは新しく開発されたサトーンやスクンビットと比べて、建物の年式が古いものが混在しています。設備の古さは物件ごとの差が大きいため、内見時に共用部の管理状態を必ず確認してください。また、シーロム通りの一部にはパッポン通りなどの歓楽街が近接しており、静かに暮らしたいファミリー層には向き不向きが分かれるエリアでもあります。物件選びでは、ルンピニ公園寄りか歓楽街寄りかで住み心地が大きく変わる点を意識しておくと失敗が少なくなります。

シーロムとサトーン、結局どちらを選ぶべきか

読者が次に抱く「隣接するサトーンとどちらが良いのか」という疑問に答えます。サトーンはシーロムより新しく開発が進んだエリアで、築浅の高級コンドやハイエンドホテルが多く、価格帯はシーロムよりさらに高くなる傾向があります。歴史ある街並みと相対的に手の届きやすい価格帯を重視するならシーロム、最新設備と資産性の高さを最優先するならサトーンが定石です。

投資目線では、シーロムは法人需要の厚さと築年の古さのバランスで「賃料は安定しているが値上がり期待は控えめ」という位置づけになりやすく、サトーンは「価格は高いが値上がり期待も大きい」という違いがあります。

円換算は 1バーツ=4.89円(参考為替レート(自動取得)・2026年7月更新)

の目安で、為替により変動します。最新の価格・空室状況は個別物件でご確認ください。

よくある質問

よくある質問

Photo by Kelvin Han on Unsplash

Q. シーロムはどんな人に向いているエリア? A. オフィス勤務で通勤利便性を優先する駐在員・ビジネスパーソンに向いています。緑地重視ならルンピニ公園寄りの物件がおすすめです。

Q. シーロムとサトーンはどう違う? A. サトーンの方が新しく開発され築浅の高級コンドが多い一方、価格も高めです。シーロムは歴史ある街並みで、相対的に手の届きやすい価格帯の物件も見つかります。

Q. シーロムの物件は投資向き? A. 法人需要に支えられ空室になりにくい安定性が魅力ですが、新築供給が少ない分、値上がり期待はサトーンやスクンビットの新興エリアほど大きくありません。

シーロム不動産選びのポイント

シーロム不動産選びのポイント

Photo by Jakob Owens on Unsplash

  • シーロムはオフィス需要と高級コンドの二面性を持つ、バンコクの伝統的ビジネス街です。
  • AsiaProp掲載物件データでは価格帯364万〜4億8,597万バーツと幅広く、戸建て混在で平均が押し上げられている点に注意が必要です。
  • 賃貸需要は周辺オフィスの駐在員・ビジネスパーソンが中心で、企業近接の物件は法人需要が安定しています。
  • 建物の年式が古いものも混在するため、内見時は共用部の管理状態を必ず確認しましょう。
  • サトーンと比較すると、シーロムは「賃料の安定性」、サトーンは「値上がり期待」で選ぶのが定石です。

投資の基礎を押さえたい方は、あわせて『バンコク コンドミニアム投資|利回りと注意点』もご覧ください。

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