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チョンノンシーは、バンコクのビジネス街サトーン通り沿いに位置する、オフィスワーカーの街として知られるエリアです。結論から言うと、トンローやプロンポンのような日本人コミュニティの厚みはありませんが、オフィス街ならではの利便性と、シーロムに準じる高い相場水準が特徴です。 2026年8月時点のデータをもとに、相場と住まいとしての実力を整理します。
チョンノンシーはどんなエリア?オフィス街の顔を持つ立地
チョンノンシーは、BTSシーロム線沿いのサトーン通り一帯に広がる、バンコク屈指のビジネス街です。 高層オフィスタワーが立ち並び、スカイウォークで周辺の複合オフィス施設と結ばれているため、平日日中はスーツ姿のオフィスワーカーで賑わいます。トンローやアリーのようなカフェ文化・ローカル色の強いエリアとは対照的に、金融・IT系企業のオフィスが集積する「働く街」としての性格が濃いのが特徴です。
一方で夜間・週末は人通りが落ち着き、BTS1駅隣のサラデーン駅・シーロム方面へも徒歩圏内という立地の良さから、近年はオフィス街の利便性を保ちながら暮らしたい層向けのコンドミニアム供給も増えています。
チョンノンシー不動産の相場はいくら?
AsiaProp掲載物件データによるシーロムエリアの㎡単価中央値は฿190,476で、スクンビット(฿162,252)より高い水準です。 チョンノンシーはシーロムのビジネス街に隣接するエリアのため、この相場感が目安になります。サンプル数は9件とまだ限定的で、価格帯は฿101,974〜฿239,706(P25〜P75)と幅がありますが、プロンポン(中央値฿251,778/㎡)に次ぐ高値帯に位置します。
※この数値はシーロムエリア全体の市場統計としての中央値からの試算であり、チョンノンシー単体・特定物件の適正価格を示すものではありません。実際の取引価格は個別に確認してください。
チョンノンシーは日本人の住まいとして向いている?
日本人コミュニティの規模はスクンビット中心部ほど大きくありませんが、オフィス街の利便性を優先する駐在員には選択肢になります。 外務省の海外在留邦人数調査統計によると、バンコクの在留邦人は2024年時点で約5万人に上りますが、その多くはプロンポン・トンロー・エカマイ周辺に集中しており、チョンノンシー周辺は伝統的な日本人居住区ではありません。
一方で、チョンノンシー駅周辺には日本人御用達のフジスーパー シーロム店(直線約436m・徒歩約7分)や、日本人カスタマーサービスが常駐するBNH病院(直線約592m・徒歩約10分)があり、生活インフラの面では実は日本人にも使いやすい立地です。オフィスまでの近さを最優先し、休日の外出でシーロムやサラデーン方面のコミュニティを利用する、という住み分けをする駐在員もいます。エリア全体の選び方はバンコク移住|日本人が住む場所の選び方でも解説しています。
主要エリアとの違いを整理すると、次のようになります。
| 項目 | チョンノンシー | スクンビット中心部 |
|---|---|---|
| ㎡単価中央値(周辺エリア基準) | ฿190,476 | ฿162,252 |
| 日本人向け施設 | 駅徒歩圏に数件(フジスーパー等) | 多い(日本食・日系スーパー等が集積) |
| 街の性格 | オフィス街・ビジネス中心 | 商業・住宅・繁華街が混在 |
| 雰囲気 | 平日日中は賑やか、夜間・週末は静か | 常時にぎやか・国際色豊か |
エリアごとの位置関係はエリアマップで確認すると、周辺のシーロム・サラデーンとの距離感も含めてイメージしやすくなります。
チョンノンシーの賃貸需要とアクセスの良さ
チョンノンシーの賃貸需要を支えているのは、周辺オフィスに通勤するタイ人ビジネスパーソンや、通勤時間を最小化したい外国人駐在員です。BTSシーロム線でサラデーン・サイアム方面へ直通しており、スカイウォークで複数のオフィスタワーへ乗り換えなしでアクセスできる点が、他のビジネスエリアと比べた強みです。
高層コンドミニアムが中心で、単身者向けのコンパクトな間取りから、ファミリー向けの広めの物件まで供給層は幅があります。オフィス街に近いという立地特性上、平日の在宅時間を短くしたい単身の駐在員・ビジネスパーソンからの賃貸需要が中心になりやすい点は、他のエリアと異なる特徴です。
また、BTSで1駅隣のサラデーン駅まで足を延ばせば、都心の広大な緑地であるルンピニ公園でランニング・散歩ができる点も見逃せません。オフィス街に住みながら手軽に自然に触れられる環境は、生活の質を支える要素になっています。
チョンノンシーで住まいを選ぶ際の注意点
日本人コミュニティの厚みを重視する方には、プロンポンやトンローと比べて物足りなさを感じる可能性があります。日本語対応の病院・クリニックは駅周辺に一定数ありますが、日本語教育を提供する幼稚園・学校は近隣に見当たらないため、子育て世帯は事前に通学圏の学校を確認しておくことをおすすめします。
また、平日日中はオフィスワーカーで賑わう一方、夜間・週末は人通りが少なくなるエリアでもあります。飲食店やナイトライフを求める場合は、BTS1本で行けるシーロム・サラデーン方面まで足を延ばす前提で検討すると良いでしょう。
よくある質問
Q. チョンノンシーはどんな人に向いているエリア? オフィスへの通勤時間を最小化したい方、ビジネス街の利便性を重視する単身の駐在員・ビジネスパーソンに向いています。ナイトライフや商業施設の充実度を求める方には、シーロム・サラデーン方面の方が向いています。
Q. チョンノンシーは日本人が住みやすいエリア? プロンポン・トンローほど日本人コミュニティは大きくありませんが、日本食スーパーや日本語対応の病院が駅徒歩圏にあり、生活インフラの面では実用性があります。
Q. チョンノンシーの不動産は投資向き? オフィス街に近く、単身のビジネスパーソン向け賃貸需要が見込めますが、AsiaPropのシーロムエリアのサンプル数はまだ限定的で、価格動向の判断材料としては参考程度に留めることをおすすめします。
チョンノンシー不動産選びのポイント
- チョンノンシーはBTSシーロム線沿いのビジネス街で、オフィスワーカー向けの利便性が最大の特徴です。
- 周辺のシーロムエリアの㎡単価中央値は฿190,476で、スクンビットより高い水準(サンプル数は限定的)。
- 日本人コミュニティの規模はプロンポン・トンローより小さいものの、日本食スーパーや日本語対応病院は駅徒歩圏にあります。
- オフィスへの近さを最優先したい単身の駐在員・ビジネスパーソンに向いたエリアです。
エリア全体の比較を知りたい方はバンコク移住|日本人が住む場所の選び方もあわせてご覧ください。